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La vie @ Sydney

La vie @ Sydney

ボラのレストラン

ここでは私と親友ジェロームが探索したレストランをご紹介します。はっきりいって何を食べたかなんか覚えちゃいないので、どうしても全体的な印象を述べることになってしまいますが、そこはどうぞお許し下さい。何か覚えてたら書きますので美味しそう!と思ったらぜひトライしてみてくださいね。


ホテルのレストラン:

ル・ティパニエ (ル・メリディアンボラボラ)

私が働いていたメリディアンのメインダイニング。ジェロームはここのキッチンで働いていた。朝食とディナーのみのオープン。ディナーは2セクションに分かれていてビュッフェとア・ラ・カルトのどちらかを選ぶことができる。メリディアン内に人工的に作ってあるラグーン沿いにあり、夜はライトアップされるので熱帯魚が集まってきたりする。

ここは必ずフロントで予約が必要。時間と人数を伝える時に、ラグーン沿いにしてくれませんか?と聞くとたいていの場合は希望をきいてくれる。混雑するといけないので、スタッフから言ってくることはまずない。必ず自分から言おう。お客の中には、「日本人ばかりが海のそばに座らせられていなかった。差別を感じた」と言った人もいたが、それは白人客が積極的に「絶対ラグーンサイドの席を」と言うからであって、差別などということは決してない。差別に敏感なこの私がいうのだから間違いない。

私は一緒に働いていたユミさんとア・ラ・カルトに一回行ったことがあるが、なかなか美味しかった。私たちのためにジェロームや他のシェフが心を込めた特別料理を出してくれたし、もちろん無料でいただいたのであまり参考にはならないかもしれないが。とにかくお腹いっぱいになったことだけは覚えている。デザートに出してくれたティアレの花風味のアイスクリームと、Foundantという湿った感じのチョコレートケーキが美味しかった。

実はその時に、北京から来ていた日本人家族の奥さんが急に具合が悪くなり倒れるという事件が起こり、一時ディナーどころではなくなったのである。その奥さんは最初は私たちの横のテーブルで家族と食事をしていたのだが、姿が見えなくなってしばらくしたらお手洗いの横で倒れていたらしい。スタッフの一人が発見し、私たちに知らせてくれた。病院に電話したりして、しばらくしたら騒ぎはおさまりやっと食事にありつけたのだが。

テ・アヴァ(ル・メリディアンボラボラ)

こちらもメリディアン内にある軽食レストラン。遅い朝食とランチのみオープン(季節とお客さんの入り具合でオープン時間が変わるので注意:日本人ゲストリレーションの話をよく聞きましょう)。サンドイッチとかパスタとか、どこでも食べれるようなものばかり。味はまあまあ。量が多いのでひとりでは食べきれない。

ミキミキバー(ル・メリディアンボラボラ)
メリディアンのバー。船の形をしており、ビーチの上に突き出しているので最高の眺めが堪能できる。ここからはオテマヌ山に沈む夕日を優雅に眺めることもできる。ちなみにミキミキとは日本人女性の名前などではなく、ボラの至る場所に生えている植物の名前。

ホテル・ボラボラ

ハリウッドのセレブたちがこぞって訪れるという、ボラボラ一の高級ホテル。私はビュッフェに一回とヴァレンタインデーディナーに行った。ビュッフェは海の幸が豊富でなかなか美味しかった。えびとかタヒチの名物料理、ポワソン・クリュ(生魚をココナッツミルクとライムであえたもの。げっ、気持ちわるーと思うかもしれないが、これがなかなか美味)など種類もたくさん。ホットセクションのお肉たちはちょっと臭くてあまりおいしくなかったかも。デザートは、見た目は真っ黒で気持ち悪いが、料理用のバナナがねっとり、もちもちとしておいしかった。ヴァレンタインデーディナーは期待に反して結構がっかりしたのを覚えている。前菜、メインはそれなりにイケたが、最後の最後でミントのグラニテというシャーベットみたいなのが出て、それが激マズだった。終わりよければ全てよし!とは反対で、その嫌な印象が残ってしまった。

余談だが、ビーチ沿いにあるここのバーでは、時々エヴィアンのスプレーをキンキンに冷やしたものを無料でくれることがある。暑いので、これでお体でも冷やしてくださいなということらしく、日本の旅館並みのサーヴィスである。泊まり客でもない、ただ飲みにきている私たちにも普通に出してくれ、さすがボラ一を誇るホテルだなぁーと感激したのを覚えている。

ボラボララグーンリゾート

島の中心、ヴァイタペから専用ボートで5分くらいの場所にあるホテル。
ここのレストランは前から美味しいと聞いていたので期待してトライ。
料理はまあ、合格点だが、サーヴィスがあまりよくなかった。前菜を間違えて持ってくるし、他にもスタッフの粗相が目立ち、十分なトレーニングが行われてない感じであった。

ソフィテル・モツ

老舗ホテル、ソフィテル・マララの沖合いにできた新しいホテル。部屋も30室前後くらいとこじんまりしている。お友達のフキコさん情報で、ここのセップキノコのスープが超おいしいと聞いたので早速行ってみた。
キノコのスープ、始めの一口、二口は確かにおいしかった・・が、結構クリーミーなので重いかも。小さいホテルなのでスタッフの気配りなどもよかった。同チェーンのマララでは食事をしたことはないが、よくバーに行っていた。六角形のプールのを囲んでテラス席がしつらえられてあり、海を眺めながらカクテルを飲むことができる。

インターコンチネンタルホテル

ここのア・ラ・カルトにいったのを覚えている。全体的にスタッフの印象もよかったし、料理も美味しかった。ジェロームがビーフを食べてて、それがすごく美味しかったのを覚えている。バーにもよく行った。ここもビーチ沿いのプールの前にたくさんのテーブルがおいてある。ピナコラーダとバナナコラーダがおいしい(・・飲みすぎて飽きたけど)。

ボラボラパールビーチリゾート

ここはメインダイニングには行っていない。ランチの時にオープンしてた軽食レストランにいっただけ。アジア系のヤキソバみたいなものを食した。結構おいしかったけど、単調な味なのであきる。ジェロームはハンバーガーを食べていた。これも結構美味しかった。このホテルのレストラン支配人、ジャン・ルックは私のお友達、マユミさんのだんなさんなのでお食事をおごってくれた。ここのピナコラーダがジェロームはとても好きだった。

ボラボラ・ヌイ

私がいる間に新しくオープンした豪華ホテル。「旅さらだ」という番組で浅野ゆう子さんが来ていた。ちょうど全く同じ時期に三井だか三菱グループだかの総裁家族御一行も加わり、そのお世話に私のお友達は大変だったらしい。興味があったので部屋を見せてもらったが、内装も豪華で広かった。アメニティもどこかの有名ブランドのを使っていたと思う。
レストランだが、ここはあまり良い思い出がない。普通ボラ中のホテルは、レストランでランチをしたらそこのプールで泳がせてくれるのだが、ここはお高くとまっておりランチを食べてもホテルの宿泊者以外はだめということであった。その断り方も感じが悪く気に入らなかった。ジェロームは完璧にキレてたな・・。
軽食レストランで食事をしたが、パスタは最悪だった。完璧にのびきってたし、味もまずい。この私が残したくらいだからよっぽどであった。まあ、友達に言わせるとボラというかタヒチでパスタを選ぶこと自体が間違いであるらしい。アルデンテなどという立派なものはまず、存在しないと思った方がいいだろう。・・ここのレストランも他のメニューはおいしいかもしれない。

ヨットクラブ

ボラで最高の夕日が見られる穴場。主要ホテルからのピックアップもないし(頼み込めばしてくれることも)、不便な場所にあるのでレンタカーを借りて行かねばならないかも・・。ここのハッピーアワーは日が沈むまで・・という粋なもの。カクテルもたくさん種類があって美味しい。食事もしたが、マヒマヒ魚のヴァニラソースかけが美味しかった。これもタヒチの名物料理のひとつ。たいていどこのホテル&レストランにも用意されている。タヒチの定番となってしまった水上コテージの発祥のホテルらしいが、ホテルの方は結構荒れ果てていてあまり泊まっている人達は見かけなかった。その名の通り、沖合いにはたくさんのヨットが停泊していた。

クラブ・メッドボラボラ

ご存知クラブメッド。ここは私たちの唯一のナイトライフスポットであった。
ヴァイタペにもひとつディスコがあるみたいだけど、結構恐いらしいのでジェロームも行きたがらなかったし、行かせてくれなかった。宿泊客以外の客はディナーを食べない限り9時以降にしか入れない。それなりの服装を要求されるので、ビーサンなどでは来れない。GO達によって繰り広げられる華麗なショーを見たり、いろんな催し物に参加できたので楽しかった。

食事は全部ビュッフェ。一回アジアンビュッフェというのに行ったが、友達が作っていたお寿司以外は全部まずかった。ま、しょうがないよね。ビュッフェだもん。お値段は一人6000フランなり。

ホテル・マイタイポリネシア

ボラボラには珍しい3つ星ホテル。だけどちゃんと冷房はあるらしいし、水上コテージもあるというからおトクかも。ここのメインダイニングは美味しかった。確か前菜にフォアグラ、メインにツナを食べたのだが、このフォアグラにかけてあったソースがものすごくうまかった。もう一回行きたいなーと思いつつ行けずに島を後にすることになったのが残念。軽食レストランもあり、こちらではアイスクリームしか食べたことがない。味と量の割には800フラン(約800円)で高いと感じた。

ホテル・マティラ

隠れ家的人気を誇るチャイニーズレストラン。ホテルも併設してあるらしいが多分2つ星くらいだと思う。マティラビーチ沿いにたっており、華僑が経営している。ここのヤキソバやチャーハンは美味しかった。春巻きもデカくて美味。特筆すべきことは、とにかく安いこと。フランス料理やタヒチ料理に飽きた時にぜひお試しを。主要ホテルへのピックアップサーヴィスがあるので、フロントに問い合わせて予約を入れてくもらおう。


その他のレストラン:

ブラッディーマリーズ

ボラで一番有名な老舗のレストラン。ハリウッドの俳優・女優、日本の芸能人はまずここに行くらしい。入り口の看板には、今まで訪れたことのある有名人の名前がずらりと書いてある。ハリウッドで思い出せる俳優さんの名前はほとんどあったなー。お味だが、はっきりいってたいしたことはない。並べてある様々なシーフードなどからお客が好きな食材と料理法を選べる、というのが変わっているが特別美味しいわけではない。値段は高い。薄暗い店内には砂がしいてあり、内装などはなかなかおしゃれである。・・話の種には行ってもいいかも・・って程度かな。ホテルへのピックアップサーヴィスあり。フロントやアクティビティーデスクで予約してもらう。

ファレ・マヌイヤ

日本人のお客さんに人気があった店。量も味も日本人好みで、カレーなどもある。私もカレーを食べたが、イマイチであった。あまりその日の体調がよくなかったのもあるけど、そんなにみんなが言うほど美味しいってわけではなかったかも。
食事もワインもセレクションが多いので楽しめるかも。私のお友達のユキさんは、ここのカルパッチョが大好きだった。私は食べなかったけど(後で聞いたから)、チャンスがあったらトライしてみてもいいかも。私も、もう一回くらい行きたかったな。

パンダ・ドール

島の中心、ヴァイタペにほど近いナナエ村にあるチャイニーズ。パンダの絵がデカデカと書いてあるのですぐに分かる。ここはかなり美味しかったのを覚えている。値段も結構安かった。ジェロームと二人で死ぬほど頼んで5000フランくらいだったかな。もちろん食べきれなくてお持ち帰りした。テイクアウェイもしている。

バンブーハウス

ここも日本人のお客さんに人気があった。私たちは一回行ってまずかったので二度と行かないと誓っていた。内装はかなり凝っている。名前どおりに竹でできており、涼しげな印象。

パトティ

ソフィテル・マララから歩いてすぐのこぢんまりしたレストラン。レストランというよりもちいさな食堂という感じかな。ここもチャイニーズ系。
私たちの大のお気に入りだった場所。ここは安いし、とってもおいしい。
もちろんピックアップサーヴィスなどは一切していないので、かなり行きにくい場所にある。マララの人達はラッキーなので行ってみるべし。
やきそばやチャーハン、春巻きなど美味しくて安い。友達から勧められて食べてみて美味しかったのが、鉄板焼き(名前は忘れた)。お肉やお魚をジュ-ジューの鉄板にのせて持ってきてくれるので、そこに一緒に来るソースみたいなのをジュッとかけて食べる。まじでうまい。

トップ・ダイヴ

ボラで食べた中でいちばんのFine Diningレストラン。確かジェロームの誕生日にコース料理を食べに行った。味は全部よかったし、サーヴィスも申し分なかった。ただ、7コースくらいのメニュー全部にグラスワインをつけてしまったものだからもう大変。
帰りはジェロームが酔ってふらふらになりながらスクーターを運転して帰ったのを覚えている。よく事故にならなかったな・・・感謝です。
ここは名前の通り、ダイヴィングセンターでもある。私も一度くらい参加させてもらったかな。マンタは見れなかったけど。

番外編:

レスパドン

私たちメリディアンのスタッフが住んでいたレヴァトゥアクラブという元ホテルだった建物に併設されたレストラン。メリディアンの寮としてはもう使われなくなったため、レストランも残念ながら閉鎖してしまったらしい。
世話をしてくれていたオーナーのテディというフランス人のおじさんと、アタとアルベルティンというレズのカップルによって運営されていた。私も毎日ここでスタッフ用に作られるご飯を食べていた。

ここの名物はテディの出身地、南フランスの名物ブイヤベース。私が本場、マルセイユで食べたものより美味だった。ぐつぐつ煮込んで作られた魚のスープもおいしかった。カレーだってここで食べたのが他のどのレストランのよりもおいしかった。

私がホテルのお客さんをたくさん紹介すると、テディは喜んで私とジェロームを食事に招待してくれた。見た目はちょっとおっかなかったが、私をかわいがってよく世話をしてくれた。今、テディは何をしてるんだろう。いつも明るく優しかったアタとアルベルティンのふたりも元気で暮らしているのかな。またいつか帰ってあの人達みんなに会えたらいいなと思う。


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